防災先進地であった旧佐織町

写真は1997年に配備された旧佐織町防災行政無線の戸別受信機です。
旧佐織町の住民の方にはおなじみの受信機です。
この装置は、通常家庭用コンセントで動き停電時は乾電池駆動できるものです。
現在、愛西市では屋外のトランペットスピーカーでの広報を行っていますが、
旧佐織町は、それに先駆けて台風時でも広報ができるように写真の機器を全戸に
配備していました。
屋外トランペットスピーカー型の欠点は、台風時聞こえない、位置によっては反響に
よってまともに聞こえない等決定的な問題を抱えています。
反響等は、アレイスピーカーへの変更であると程度回避できますが、この地域の
一番重要な台風時には戸別受信にかないません。
参考事例があるにも関わらず、屋外型のみの配備を行う愛西市の意思決定は問題です。